エル・グアボ在住 祝1周年!!
2010年 07月 31日
去年のちょうど今日7月30日の朝(日本では31日)、エルグアボにやってきました。そう、ここに住んでちょうど1年。
前日の29日、キトのJICA事務所には、同期のボランティアの配属先の人たちがそれぞれのボランティアを迎えにやってきて、各任地に向けて出発していきました。
キトから配属先までの旅費は配属先が払うことになっていて、私の場合はもちろん学校。キトから私の任地エル・グアボまでは飛行機を使うのが通常ですが、私の学校には飛行機代を出す予算はないのでバス移動。JICA事務所が禁止している『長距離夜間バス』で校長と一緒に11時間の旅でした。初めて会った時の校長の印象は、いい人そうかな・・・。私の人を見る目は、まだまだだということを後日確信するけど。
夜の9時にバスに乗るために行ったバス停は、東京で言う「歌舞伎町」みたいなすごく怪しいところにあって、とにかく怖くて怖くて「私、これからどうなるんだろう??」と思わずにはいられませんでした。
バスの中で校長はいろいろなことを私に聞いてきたけど、スペイン語が聞き取れず(今でも校長のスペイン語はすごくわかりにくい)へんてこな答えをして、笑われたのを覚えています。
「長距離夜間バスには強盗が乗ってくる」と言うのを事務所から何度も何度も聞かされていたので、私はパソコンやカメラの入ったリュックをぎゅっと抱きかかえ、「無事に着きますように」と祈りながらじっと座っていました。
キトを出るとき、校長が待ち合わせの時間に2時間も遅れてきたので私は夕飯を食べ損なってしまい、バスの中では空腹のあまり気分が悪くなってしまいました。酔い止めを飲んで目をつぶっていると知らないうちに寝てしまったようですが、気がつきたときにはまだあたりは真っ暗で、バスの中も真っ暗で時計を見ても時間がわかりませんでした。だんだん明るくなってきて、私の緊張もほぐれ、それからまたしばらく走って7月30日の朝8時に、ここエル・グアボに着いたのでした。強盗に襲われることなく無事着いた時の安心感は今でも忘れることはありません。
バスを降りたとき撮った1枚
バスを降りるところを間違ってしまったようで、校長と私はしばらく迎えの車が来るのを待っていました。すると、赤と白の2台の車がやってきて、赤い車からは満面の笑みを浮かべた女の人が降りてきました。それが、今のホームステイ先の奥さんで、旦那さんは家で待っていてくれました。その他にも、旦那さんのお母さんやおじさんや、お手伝いさんやいろんな人がいたようです。朝ご飯をいただきながら、いろんなことを聞かれたような気がするけど、全く覚えていません。
キトからエル・グアボにやってくる旅は、人生の中で1番緊張した旅だったけど、エル・グアボに着いてからは、とっても温かい家族に囲まれて元気に過ごしています。仕事の悩みを本当の家族みたいに聞いてくれたり、一緒に旅行したり、スペイン語を教えてもらったり。ここで無事に1年過ごせたこと、みんなに感謝です。あと、8ヶ月間も元気にここで暮らしたいです。 この人たちに支えられてる毎日です
前日の29日、キトのJICA事務所には、同期のボランティアの配属先の人たちがそれぞれのボランティアを迎えにやってきて、各任地に向けて出発していきました。
キトから配属先までの旅費は配属先が払うことになっていて、私の場合はもちろん学校。キトから私の任地エル・グアボまでは飛行機を使うのが通常ですが、私の学校には飛行機代を出す予算はないのでバス移動。JICA事務所が禁止している『長距離夜間バス』で校長と一緒に11時間の旅でした。初めて会った時の校長の印象は、いい人そうかな・・・。私の人を見る目は、まだまだだということを後日確信するけど。
夜の9時にバスに乗るために行ったバス停は、東京で言う「歌舞伎町」みたいなすごく怪しいところにあって、とにかく怖くて怖くて「私、これからどうなるんだろう??」と思わずにはいられませんでした。
バスの中で校長はいろいろなことを私に聞いてきたけど、スペイン語が聞き取れず(今でも校長のスペイン語はすごくわかりにくい)へんてこな答えをして、笑われたのを覚えています。
「長距離夜間バスには強盗が乗ってくる」と言うのを事務所から何度も何度も聞かされていたので、私はパソコンやカメラの入ったリュックをぎゅっと抱きかかえ、「無事に着きますように」と祈りながらじっと座っていました。
キトを出るとき、校長が待ち合わせの時間に2時間も遅れてきたので私は夕飯を食べ損なってしまい、バスの中では空腹のあまり気分が悪くなってしまいました。酔い止めを飲んで目をつぶっていると知らないうちに寝てしまったようですが、気がつきたときにはまだあたりは真っ暗で、バスの中も真っ暗で時計を見ても時間がわかりませんでした。だんだん明るくなってきて、私の緊張もほぐれ、それからまたしばらく走って7月30日の朝8時に、ここエル・グアボに着いたのでした。強盗に襲われることなく無事着いた時の安心感は今でも忘れることはありません。
バスを降りたとき撮った1枚
バスを降りるところを間違ってしまったようで、校長と私はしばらく迎えの車が来るのを待っていました。すると、赤と白の2台の車がやってきて、赤い車からは満面の笑みを浮かべた女の人が降りてきました。それが、今のホームステイ先の奥さんで、旦那さんは家で待っていてくれました。その他にも、旦那さんのお母さんやおじさんや、お手伝いさんやいろんな人がいたようです。朝ご飯をいただきながら、いろんなことを聞かれたような気がするけど、全く覚えていません。
キトからエル・グアボにやってくる旅は、人生の中で1番緊張した旅だったけど、エル・グアボに着いてからは、とっても温かい家族に囲まれて元気に過ごしています。仕事の悩みを本当の家族みたいに聞いてくれたり、一緒に旅行したり、スペイン語を教えてもらったり。ここで無事に1年過ごせたこと、みんなに感謝です。あと、8ヶ月間も元気にここで暮らしたいです。
by hirune007
| 2010-07-31 06:20