新しい学校の土地

 私が毎日通っている学校は国立の養護学校なのですが、国は校長と1人の言語療法士の給料のみを支払い、3名の教員の給料はエル・グアボ市、1名の教員の給料はアメリカのバナナ農園の寄付によって支払われています。エル・グアボ市は学校の設備の補修などの協力も行っています。そのエル・グアボ市が新しい学校を作るための土地を与えてくれることになり、今日はそれを受け取る儀式がありました。f0204553_1155259.jpg
 新しい学校の土地は今の学校から歩いて10分ほどのところにあり、まだ更地ですがとても広く、今の学校の20倍くらいはある感じでした。
 11時から式が始まると言うことで、私の学校にしては珍しく早めの10時半に到着。しかし、今日の主役(?)の市長が12時半まで来なかったため、待ちくたびれた小さな子どもたちは泣いてしまい、いつも2時間遅刻が当たり前のウチの学校の校長に慣れている保護者も不機嫌に。でも、市長が登場すると何事もなかったかのように大人たちは拍手喝采。オトナ・・・。
 f0204553_1275146.jpg ←市長は挨拶をするとすぐに次の仕事に行ってしまい、滞在時間15分。
それでも子どもたちはしっかりとお礼の言葉を言ったり、練習したダンスや歌を発表することができました。f0204553_12225446.jpg
f0204553_122314100.jpg

f0204553_12234586.jpg 新しい学校ができるのはまだまだ先で、私はそれを見届けることはできませんが、子どもたちが大好きなサッカーができるグラウンドも作るそうです。校長に依頼されて日本の養護学校の見取り図を作って渡しましたが、それが少しは取り入れられたりするのでしょうか。
 窓は鉄格子のみでガラスはなく、教室の仕切りはベニヤ板、照明がないので太陽が出ない日は真っ暗というのが当たり前の教員たちにとっては、エレベーターがあり、校舎の2階にプールや体育館がある日本の養護学校はかなり衝撃的だったようです。朝から下校まで休み時間の30分以外の4時間半、狭い教室の中だけで過ごさなければならない子どもたちの今の学習環境が少しでもよくなればいいなと思います。
[PR]
by hirune007 | 2010-08-19 12:29